M5Stack 用に GROVE コネクタで接続してみる
今まで、BME680 モジュールはこちらの記事のように、簡易的にジャンパーワイヤーで接続していただけですが、今回はマシなケースが完成したので、もうちょっとちゃんとしたケーブルで接続したいと思いました。
そこで、先に紹介した、スイッチサイエンスさん販売の GROVE コネクタ付きワイヤーがあったので、それを使います。
ただし、このコネクタのままでは、M5Stack のコネクタに挿し込めません。
そこで、ケーブル付き GROVE コネクタのロック機構を下図の様にニッパでカットしてしまいます。
結果、こんな感じになります。
次に、BME680 モジュールは今回の場合はメス端子で、GROVE コネクタ付きケーブルもメス端子です。
QI コネクタ端末処理でオス側に変更しても良いのですが、今回は手元にあった、両端ロングのピンヘッダを使いました。
それを5ピン分カットします。
GROVE コネクタ付きケーブルと接続すると、下図の様な色の並びにします。
では、実際に M5Stack と BME680 モジュールを接続してみます。
まず、BME680 モジュール側は下図の様な感じで接続します。
写真では、手前側がモジュールの上側になります。
次に、M5Stack 側の GROVE コネクタ接続は下図の様にします。
※なぜか M5Stack の GROVE コネクタの電源は5Vです。
ここで使った BME680 モジュールは5V対応なので問題ありませんが、他のパーツを使う場合は要注意です。
全体像はこんな感じになります。
なかなか遠目で見ると、それなりに既製品っぽくて、我ながらイイ感じです。
因みに、この M5Stack はオプションのバッテリーを増設しています。
M5Stack用電池モジュール
動作確認
では、自作アイロンビーズ(パーラービーズ)ケースに入れた BME680 センサモジュールが正しく計測できるか確認してみます。
結果、下図の様に、温度と湿度に関してはケースが無い場合と殆ど同じでした。
温度(市販温度計との比較) +1℃の誤差
湿度(市販湿度計との比較) +3~+5% 誤差範囲
気圧とガスセンサも特に影響はありませんでした。
まぁ、あれだけ隙間があれば問題無いのは当然です。
I2C のケーブルの長さもこの程度なら特に問題無いようです。
編集後記
いかがでしょうか。
遠目で見れば、なかなか既製品っぽいセンサ用ケースができたと思います。
今回初めてアイロンを当ててビーズを使ってみましたが、なかなか手軽で使えますね。
3Dプリンタを使うのが面倒なときには重宝しそうです。
そういえば、LEGOブロックという方法も考えられますね。
いつか使ってみたいと思います。
ということで、今回はここまでです。
では、また・・・。
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