Arduino core for the ESP32 のインストール方法

記事最終更新日:2017/5/12

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Arduino IDE の「ツール」メニューに ESP32 ボードが表示されない場合の対処方法を、記事の一番下に追加しました。
(2017/5/12)

ここでは、ESP-WROOM-32 ( ESP32 ) を Arduino IDE で開発するための、ESP32ボードやライブラリのインストール方法を説明します。
この記事を作成するにあたり、以下の記事も参考にさせていただきました。
合わせてご覧ください。

ESP32(ESP-WROOM-32)でLチカ (WindowsでArduino IDE使用)

以下、Windows10で説明します。

1.Arduino IDE ( 統合開発環境 ) をインストールしておく

予め、Arduino IDE をインストールしておいてください。
インストール方法は以下の記事の前半を参照してください。
(これはESP8266用の記事です)
現在、1.8.2 で動作確認しております。
Windows 10 64bitパソコンで動作確認済みです。

Arduino IDE に Stable ( Staging )版 ESP8266 ボードをインストールする方法

お勧めはインストーラーを使わずに、ZIP形式をダウンロードしてインストールする方です。
何故かというと、Arduino UNO とESP8266 でIDE のバージョンを使い分けたりすることが出来ますし、また、バージョンによって動作しなかったりするためです。

2.GitHub からArduino core for the ESP32 のZIPファイルをダウンロード

まず、GitHub の Arduino core for the ESP32 の以下のページを開いてください。

https://github.com/espressif/arduino-esp32

次に、下図の様に「Clone or Download 」をクリックしてください。

ESP32_ArduinoIDE_01

すると、下図の様に表示されるので、「Download ZIP」をクリックすると、Windows ドキュメントのダウンロードフォルダにZIPファイルが自動的にダウンロードされます。

ESP32_ArduinoIDE_02

ダウンロードされたZIPファイルを下図の様に右クリックして、その場で展開しておきます。

ESP32_ArduinoIDE_03

すると下図のように解凍されたフォルダが現れます。

ESP32_ArduinoIDE_04

3.ESP32フォルダの作成

次に、Arduino IDE のユーザーファイルが保存されるフォルダに ESP32 用のフォルダを作成します。
Arduino IDE のデフォルトでは

C:\Users\自分のPCのユーザー名\Documents\Arduino

にArduino スケッチが保存されます。
そこに、下図のように、

hardware\espressif\esp32

という風に、新しいフォルダをそれぞれ作っておきます。

ESP32_ArduinoIDE_05

そうすると、最終的なesp32フォルダのパスはこのようになります。

C:\Users\ユーザー名\Documents\Arduino\hardware\espressif\esp32

もし、ユーザーフォルダをArduino IDE の環境設定で変更していた場合には、そのフォルダの中に同じように作成してください。

もし、このフォルダでうまくインストールできない場合は、一番下の方に記述してあるように、Arduino IDE をインストールしたフォルダにインストールしてみてください。

4.esp32フォルダに解凍したファイルをコピー

次に、先ほどダウンロードして解凍した下図の様なフォルダとファイルを全て選択して、esp32フォルダ内にコピーします。
(arduino-esp32-master というフォルダは不要です。)

ESP32_ArduinoIDE_06

コピーしたら、先ほど作成したesp32 フォルダにペースト(貼り付け)してください。
すると、下図の様になります。

ESP32_ArduinoIDE_07

5.Get.exe を実行してインストール

次に、下図の様にtools フォルダを開きます。

ESP32_ArduinoIDE_08

そして、下図の様に get.exe ファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。

ESP32_ArduinoIDE_09

因みに、このget.exe ファイルはセキュリティーソフトが検知して削除される場合がありますのでご注意ください。

クリックすると、下図の様に小さいコマンドウィンドウが表示され、必要なファイルのダウンロードが始まります。
これがセキュリティーソフト検知する原因でもありますので、必要に応じてセキュリティーソフトを解除するなり、ファイアウォールを設定しておいた方が良いかも知れません。

ESP32_ArduinoIDE_10

インストールが終わると、このウィンドウは自動的に閉じます。

以上で、Arduino core for the ESP32 のインストールは終了です。

また、Arduino core for the ESP32 をアップデートしたい場合は、この get.exe をダブルクリックするだけで、ファイルを更新できる場合とできない場合があります。
基本的には、毎回 GitHub から新しいZIPファイルをダウンロードして、get.exe をクリックすればアップデートできます。

更新したら、Arduino IDE を再起動してください。

6.Arduino IDE の ESP32 ボード設定

次に、Arduino IDE のボード設定を行います。

まず、下図の様にArduino IDE を起動し、メニューの
「ツール」→「ボード」→「ESP32 Dev Module」をクリックします。

ESP32_ArduinoIDE_20

次に下図の様にESP32ボードの設定をします。

ESP32_ArduinoIDE_21

これはあくまで例なので、必要に応じてご自分に合うように設定してみてください。

ボード: ESP32 Dev Module
Flash Frequency: 80MHz
Upload Speed: 921600
Core Debug Level: なし
書込み装置: USBasp

Upload Speed については、ESP32 – DevKitC を使う場合は、115200 にした方が確実に毎回エラー無くアップロードできます。
その代わり、書き込み時間が遅くなります。

7.ツールメニューに ボード ESP32 Dev Module が表示されない場合

Facebook の ESP8266/ESP32環境向上委員会に情報がありました。
上記の様にインストールしても、Arduino IDE のツールメニューにボード ESP32 Dev Module が表示されない方がいらっしゃったようです。
私のPC環境ではそういう問題が無いので何とも言えませんが、その場合は Arduino IDE をインストールしたフォルダ内の hardware フォルダにインストールしてください。

つまり例として、Arduino IDE を Dドライブの Arduino-1.8.2 というフォルダにインストールした場合は、その中の hardware 内に espressif\esp32 というフォルダを新規に作成します。
例えば、以下のようなパスになります。

D:\arduino-1.8.2\hardware\espressif\esp32

そこに解凍した Arduino core for the ESP32 をペーストして、tools内の get.exe を実行してみてください。
黒いウィンドウが自動的に消えるまで待てばOKです。

こうすれば、上記のように Document フォルダにインストールした場合と全く同じようにインストールできると思います。
これで試してみて下さい。
何か不具合等あれば、コメント等でご連絡いただけると助かります。

以上、Arduino core for the ESP32 のインストール方法でした。

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「Arduino core for the ESP32 のインストール方法」への2件のフィードバック

  1. わかりやすいレポートありがとうございます。
    コンパイル時に下記エラーが発生します。
    対処方法はどのようにすればよいでしょうか?
    ご回答いただければ幸いです。

    \\Documents\\Arduino\\hardware\\espressif\\esp32/tools/xtensa-esp32-elf/bin/xtensa-esp32-elf-g++”: file does not exist
    ボードESP32 Dev Moduleに対するコンパイル時にエラーが発生しました。

    1. ryo さん

      記事をご覧いただき、ありがとうございます。

      これは、おそらく、get.exe を実行してもコンパイラがダウンロードされていないようです。
      私もこのメッセージの経験がありますが、GitHub の Arduino core for the ESP32 ページから最新の ZIP ファイルをダウンロードしていただき、toolsフォルダ内の get.exe を実行してください。

      それでもメッセージが出る場合は、セキュリティーソフトがファイルを危険な物と認識して自動削除されてしまっている場合があります。
      以前、Norton系のソフトではそれがありましたが、その場合、一時的にセキュリティーソフトを解除するか、ファイアウォール設定を変えてみてください。

      私の現在の環境では、Norton系ソフトでも自動削除されなくなっています。

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