NeoPixel と紙で フルカラー LED イルミネーション オブジェを作ってみた

ESP8266 ( ESP-WROOM-02 )

9.コンパイル書込みおよび実行

では、スケッチをコンパイル書き込み実行させてみてください。
以下の動画のようになっていればOKです。

ただし、ご注意!!
LED素子を目で直視しないでください!!
かなり強い光なので、長時間見ていると確実に目に悪影響を与えます。
もし、見たければ明るさをグッと抑えてプログラムを書き換えるか、紙を当てがって見るようにしてください。

ESPr Developer ( ESP-WROOM-02, ESP8266 )の場合

ESPr Developer ( ESP-WROOM-02, ESP8266 ) の場合は電流量がシビアですので、以前の記事で紹介した簡易USBテスターで電流量を監視しています。
こんなものです。


動画では、最大140mA前後なので、ヨシとします。
LED12個フル点灯した場合はかなり電流が流れますが、イルミネーションオブジェの場合は所々しか点灯させないので、問題ありません。

LEDの点滅は人工的すぎて嫌いなのですが、こうやってフェードインフェードアウトさせてフワッと点滅させると良いですね。

Arduino UNOの場合も同様にこうなればOKです。

5V動作なのでさすがに安定してますね。

あと、先にも述べましたが、注意事項として、このLED素子はフル点灯を維持させたまま長時間経つと、けっこう熱を持ちます
LED素子にプラスチックを直接接触させたり、紙を接触させたままにはしない方が良いです。
明るくなるものにはエネルギーを消費するために、熱が出るものだと思っておいた方が賢明です。
動画のように、所々点いたり消えたりしていれば熱くなることは無いと思います。

ここまでできれば、次はオブジェの工作です。

10.プラスチック丸カップ加工

まず、プラスチック丸カップを加工します。
容器とフタ1つずつ使います。
底がほんの少し上げ底になっている方が、光が屈折して良い感じになります。

この材質はアモルフェス・ポリエチレンテレフタレート ( A-PET )だそうです。
耐熱は60℃なので、LED素子に接触させると、熱を持った場合に溶ける可能性があるので、LED素子からある程度距離を取るような加工にします。

下図のように、底から約23mmのところに油性マジックで印を付けます。

ハサミで淵から下図の様に斜めに切り込み始めると切りやすいと思います。

こんな感じで、底と等間隔の距離を保ったまま切っていきます。

切り込み終わった様子です。

次に、ESPr Developer の場合、ブレッドボード上でオブジェを作る場合、カップとブレットボードとが接触する個所をカットするために、下図の様にしてマジックで印を付けます。

ブレッドボードを横から見て、11mmくらいの高さをカットします。

こんな感じで印をつけていきます。

そうしたら、ハサミでカットします。

カットし終わった様子はこんな感じです。

ブレッドボードに載せるとこんな感じになります。
これだけLED素子とプラスチックカップが離れていれば、熱を持った場合に安心です。
今回のLED点滅パターンでは、熱は殆ど発しないので、容器の中に熱が籠ることは無いと思います。
もし、心配ならば、放熱のために所々穴を明けても良いと思います。
ただ、それだけ熱が出る場合は、全素子を長時間ホワイトでフル点灯させた場合だと思います。

真上から見て、NeoPixel と、プラスチックカップの円の中心が大体合っていればOKです。

何も、ブレットボード上に作らなくても・・・と思いましたが、今回は実験なのでお許しください。
ちゃんと作るときには、オブジェとマイコンを分離させるか、オブジェ内に収めた方が良いですね。
次回の課題です。

次に、フタを加工します。
何に使うかというと、フタを切り取って、カップの底の段差を解消するためのプレートを作るというだけです。

下図の様にフタを置いて、カップの底の円のサイズで印を付けます。

こんな感じで良いです。

見えない部分に置くので、こんな感じのアバウトで円を描いておきます。

ハサミでカットします。

こんな感じで切り取れればOKです。

これで、プラスチック丸カップの加工は終わりです。

コメント

  1. mgo-tec mgo-tec より:

    管理人の mgo-tec です。

    読者の juchang さんから写真投稿がありましたので、紹介させていただきます。
    3Dプリンターで半透明のSnowmanを作られたそうです。
    comment_led_obj01.jpg
    これは光の屈折や反射で面白い効果が出そうですね。
    ペーパーとは違った雰囲気のイルミネーションですね。
    私はしばらく3Dプリンターを使っていないので、こういうのは刺激になりますね。
    juchangさん、いつもいろいろ試していただき、ありがとうございます。
    m(_ _)m

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