こんばんは。
今回は3Dプリンターで避けては通れない反り対策についてご報告します。
Arduino LED電光掲示板のケースを前回から作り始めてますが、
ボティーが大き目で、シェルが薄いので、反りが出てしまいました。
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PLAでこれです。
6時間くらいかかったのが無駄になってしまいました。
それで、対策を練ってみました。
ヒーテッドベッドの温度をPLA標準の60℃から100℃に上げてみたり、
ダミーの台座をデータに入れてみたり・・・。
ヒーテッドベッドの温度を上げても、逆に柔らかくなって反りが出てしまいました。
ダミーの台座を入れても、薄いとやっぱり反りが出てしまいました。
厚いと剥がしにくいので、それもNG...
結局、一番有効な対策はこんな感じ
一層(0.25mm)がプリントし終わったら速やかに
ダミー台座の四隅を耐熱テープで張り付ける!!
です。
これをやると、こんな感じでキレイに反りが無くなりました。
ただ、これの欠点は、ダミー台座をベリベリとカットしなければなりません。
けっこう面倒ですが、6時間無駄になるよりマシ!!
でも、ABS樹脂では反りに相当悩まされましたが、PLAでも反りが出るもんなんですねぇ・・・。
ベッドを温めすぎるのも良くないことは勉強になりました・・・。
ちなみに使った耐熱マスキングテープはこれです。
ホームセンターでも売っているところが有るかも知れません。
3M マスキングテープ
243J Plus
連続使用温度 120℃(60分)
amazonさんではこんな感じで売っております。
あと、これはABSには耐熱温度が低すぎて使えませんので、ご注意ください。
私の場合は耐熱温度でマスキングテープを検索して、通販で購入というのがいつものパターンです。
ちなみに、これはベッド全面に貼り付けて、その上にプリントしてもフィラメントが貼り付きません。
その場合はドラフティングテープが断然良いです。
私の場合はポリイミドテープ(カプトンテープ)を使用してますが・・・。
ドラフティングテープにした方が良い結果が出たかも・・・
でも、ドラフティングテープも毎回貼りなおす手間がありますね。
今度試してみます。
今回はこんなところです。
ではまた、ご報告します。
関連記事→3Dプリンターでケースを作り始めました
3Dプリンター PLAフィラメントについて
コメント
東京インキ製 3Dステージシーラントの評価をしてみてください。
海外類似製品よりかなり使い易いです。
高松さん
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
m(_ _)m
これはかなり良さそうですね。
今、私は Wi-Fi & Bluetooth マイコンモジュールの ESP32 ( ESP-WROOM-32 )に掛かり切りになっていて、3Dプリンターはしばらく使っていませんでした。
この情報はとても有益な情報なので、ESP32 が落ち着いたら是非レビューしてみたいと思います。