Arduino – ESP8266 最新版アップデート方法

記事最終更新日:2017/10/19

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Arduino core for ESP8266 は長らく ver 2.3.0 だったのですが、2017/10/16頃からネットや Twitter で Wi-Fi 通信暗号化 WPA2 の脆弱性ニュースが騒がれて、2.4.0-rc2 にアップデートされました。
(Espressif Systems社の以下の記事参照)
http://espressif.com/en/media_overview/news/espressif-releases-patches-wifi-vulnerabilities-cert-vu228519

ただ、2017/10/19時点では、2.4.0-rc2 はバグが多いです。

まず、今まで繋がった Wi-Fi ルータに接続できない。
シリアルモニターがなぜか 74880 bps でしか表示できない。

などです。
脆弱性を解決したパッチを当てても、これでは使えないと思います。

近い将来、修正されると思いますので、最新バージョンのインストール方法を一応説明しておきます。
自己責任でインストールしてください。

もし、正常に動作しなかったら、ver 2.3.0 に戻すことは簡単です。

Latest Version ページを開く

まず、下図の様にGitHub のArduino core for ESP8266 トップページを開きます。
そして、Latest release の隣にあるアイコンをクリックします。

ESP8266_240rc2_01

次に、Latest release ページを開いたら、下図の様なところのブルーの 「Releases 」をクリック

ESP8266_240rc2_02

すると、リリース最新版のページが開きます。
WPA2 脆弱性対策のパッチが当てられているのは、2.4.0-rc2 らしいです。
下図の様に下の方にusing boards manager という文章があるところに、Arduino ボードマネージャー用リンク URL がありますので、それをドラッグしてコピーしてください。

ESP8266_240rc2_03

Arduino IDE の環境設定

次に、Arduino IDE を起動してください。
Arduino IDE は 1.8.5 で動作確認しております。

下図の様に「ファイル」メニューの「環境設定」をクリックしてください。

ESP8266_240rc2_04

すると、下図の様な画面が開きますので、「追加のボードマネージャのURL 」に先ほどコピーした、2.4.0-rc2 の URL を貼り付けてください。

ESP8266_240rc2_05

その後、「OK」をクリックします。

それが終わったら、Arduino IDE を再起動してください

ボードマネージャーで再インストール

Arduino IDE を再起動したら、「アップデート」メッセージが出て、それをクリックしても良いのですが、ここではボードマネージャーでインストールする方法を説明します。

下図の様に「ツール」メニューの「ボード」を開いて、「ボードマネージャ」をクリックしてください。

ESP8266_240rc2_06

ボードマネージャーが開いたら、一番下の方までスクロールすると、ESP8266ボードが出てきます。

ESP8266_240rc2_07

そうしたら、そこのところをクリックすると、下図の様になるので、最新版バージョンを選択し、「更新」をクリックします。
ここで、もし、現在のバージョンが不要ならば「削除」をクリックしてから操作をやり直して、「更新」しても良いです。

ESP8266_240rc2_08

すると、下図の様にダウンロードが始まり、しばらく待ちます。

ESP8266_240rc2_09

完了したら、ESP8266ボードのところをもう一度見直すと、下図の様に最新版 2.4.0-rc2 になっていればOKです。

ESP8266_240rc2_10

以上が終わったら、Arduino IDE を再起動してください
その後はESP8266 ボードの設定をすればOKです。

因みに、ESPr Developer の推奨設定は下図の様な感じです。

ESP8266_240rc2_11

●ボード:”Generic ESP8266 Module”
●Flash Mode:”QIO”
●Flash Size:”4M (3M SPIFFS)”
●Debug port: “Disabled”
●Debug Level: “なし”
●Reset Method:”nodemcu”
●Crystal Frequency:”40MHz”
●Flash Frequency:”80MHz”
●CPU Frequency:”160MHz”
●Upload Speed:”921600”
●シリアルポート:”各自のUSBポート”
●書込み装置:”USBasp”

Flash Size はなぜか 8MB や 16MBがありますが、最近の ESP-WROOM-02 は 2MB または 4MB ですので、それ以上にしても意味ありません。
これは、他メーカーの拡張ボード用の設定のようです。

ESP-WROOM-02 の Flash Size を調べたい場合は以下のページを参照してください。

ESP-WROOM-02 ( ESP8266 ) チップ・メモリ・MACアドレス情報確認方法

最初に述べましたが、ver 2.4.0 – rc2 はバグが多く、Wi-Fi ルーターに接続できない場合があります。
その場合は、2.3.0 もしくは、2.4.0-rc1 にしてください。

以上、Arduino – ESP8266 最新バージョンのインストール方法でした。

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「Arduino – ESP8266 最新版アップデート方法」への2件のフィードバック

  1. いつも情報ありがとうございます。参考になります。ver 2.4.0-rc2 はバグが多いとのことで参考になります。
    KRACKが気になるのでバージョンあげようと思ってんですけど、ver 2.4.0-rc2はKRACK に対応しているのかよくわかりませんでした。
    リリースノートを見ても明確に記載がないようにも見えました。
    Espressifのリリースもmaster branch, since commit …と書いてますが、最後のコードで対応がわかるのでしょうか?
    すみません、良くわからないのでご存知でしたらご教授ください。

    1. 野尻さん

      記事をご覧いただき、ありがとうございます。
      日曜日なのに仕事だったのと、帰ってからこの件を調べるのに時間がかかって、お返事遅くなりスミマセン。
      m(_ _)m

      Arduino core for the ESP8266 の issue で、主要開発メンバーの Ivan Grokhotkov (ハンドルネーム igrr )さんが述べられています。
      以下のページを参照して、Google 翻訳などを使って読んでみると良いと思います。

      https://github.com/esp8266/Arduino/issues/3725

      Twiiter でも、igrr さんのアカウント ( @i_grr )でツイートしていました。
      2.4.0-rc2 は WPA2 脆弱性対策のパッチを当てたよみたいな・・・。

      ただ、これは、実際にKRACK を当てて実証して見なければホントに効果があるかどうか分かりませんが・・・。

      因みに、私は Wi-Fi繋がらないので、2.4.0-rc2 は使ってません。
      以上、今のところ分かるところはこのくらいです。

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